心や体の不調を感じたとき、誰に相談すればいいのか迷ってしまう方は少なくありません。それぞれの専門家には得意分野や役割があります。一覧表と詳細でわかりやすく解説します。

役割ごとの詳しい解説
1. 医学的治療・ケアを行うプロ
- 精神科医: 「薬」を処方し、医学的な診断を下せる唯一の存在です。強い抑うつや不眠などの症状を薬で和らげます。
- 看護師: 医師の指導のもと、体調のチェックや手当てを行います。訪問看護では自宅での暮らしを医療面から支えます。
- 保健師: 主に「病気になる前の予防」や、地域住民・社員の健康管理・メンタルヘルス相談に乗るプロです。
2. 対話と心理療法を行う心のプロ
- 公認心理師: 日本で唯一の「心の国家資格」です。科学的根拠に基づいたカウンセリングや心理検査を行います。
- 臨床心理士: 大学院で高度な専門教育を受けた心理の専門家です。多様な手法で心の問題の解決をサポートします。
3. 制度や暮らしを支える福祉のプロ
- 精神保健福祉士(PSW): 精神的な生きづらさを抱える方が、障害年金や自立支援医療などの制度を使い、自分らしく生活できるようサポートします。
- 社会福祉士(CSW): 高齢、障害、生活困窮など、生活上のあらゆる困りごとに対して適切な福祉サービスや公的支援をつなぐ総合相談窓口です。
4. 心と身体のリハビリを行うプロ
- 作業療法士(OT): 手芸・園芸・料理などの「作業」を通して、身体だけでなく「心の元気」を取り戻すリハビリを行います。
- 理学療法士(PT): 主にケガや病気で低下した「立つ・歩く・座る」といった身体機能そのものを回復させるリハビリの専門家です。
迷ったときの相談先チェック
- 「眠れない、辛い症状を薬で止めたい」 ➔ 精神科医(精神科・心療内科)
- 「話を聞いてほしい、自分の考え方の癖を整えたい」 ➔ 公認心理師・臨床心理士(精神科・心療内科・カウンセリングルーム)
- 「医療費の免除や障害手当、今後の生活費が不安」 ➔ 精神保健福祉士・社会福祉士(福祉事務所・精神保健福祉センター・精神科・心療内科)
- 「病院に行くべきか悩む、まずは地域で無料相談したい」 ➔ 保健師(保健所や市役所)
