心の悩みを「無理に気合で直す」のではなく、科学的なアプローチで少しずつ心をラクにしていく方法です。当ルームで大切にしている2つの方法を、わかりやすく解説します。
認知行動療法(CBT)とは? 〜「心のメガネ」に気づき、自由に取り外しできるようにしていく〜
落ち込んだり不安になったりしたとき、人間は「考え方の偏り(心のメガネ)」に振り回されています。
たとえば、友達に挨拶をしたのに返事がなかったとき:
- 黒いメガネ(落ち込みやすい考え方): 「私、嫌われているのかな…」(悲しくなる・学校に行きたくなくなる)
「気持ち」を直接変えるのは難しいですが、「考え方(メガネ)」と「行動」に気づくことで、嫌な気持ちを小さくしていく方法です。
- ポイント: カウンセラーと一緒に実験するように「本当にその考えで合っているかな?」「別の行動をしてみたらどうなるかな?」と試していきます。

マインドフルネスとは? 〜思考に気づき、その思考に反応しない練習をする〜
私たちのあたまの中は、いつも大忙しです。
- 「あんな失敗しなきゃよかった…」(過去の後悔)
- 「明日、嫌なことが起きたらどうしよう…」(未来の不安)
このように、頭の中で「心の一人相撲」をして疲れてしまうことがよくあります。
マインドフルネスは、「いま、この瞬間」に意識を戻す脳(注意)のトレーニングです。 例えば、呼吸の感覚だけに意識を向けたり、歩く感覚だけに意識を向けたりします。あたまの中に散らかった考えに気づき、意識を「身体」に戻すことで、あたまの興奮を落ち着かせる、心をスッキリ整える「心の筋トレ」のようなものです。

